物件の魅力

エントランスアプローチ完成予想CG

住宅評論家が紐解く
「上質な空間」の定義

住宅評論家「坂根康裕」が
ウエリス市谷加賀町の魅力を紐解きます。

「ラグジュアリー」に分類される
第一の条件

リビング・ダイニングにて住宅評論家の坂根氏

ハイグレードマンションの条件といえば、誰しもまず立地をイメージするのではないだろうか。しかし、かつてのデフレ時を含め「ラグジュアリーを追求した物件の普遍的な条件は?」と問われれば、何よりもまず「ゆとりのある広さを有していること」と答えなければならない。家の広さは、暮らしのすべての場面において、豊かさを象徴する根源的要素だからである。

専有面積の推移グラフ

「新築分譲マンション 首都圏 専有面積の推移」(不動産経済研究所 2019年8月発表)

近年、首都圏の新築分譲マンションの専有面積は平均値で60m2台にまで落ち込んでいる。中央値にしてギリギリ70m2台をキープしている状態だ。縮小傾向の要因は、価格の上昇に他ならない。大きな地価下落でも起こらない限り、このトレンドは止まらないとみている。 つまり、十分なゆとりのある広さを有した新築マンションは、そもそも供給が限られていることに加え、より一層「選択肢が狭まっている」と捉えるべきなのだ。

街、マンション、住戸
それぞれに求めるもの

エントランス完成予想CG

マンションギャラリー内の建物模型

現地周辺の街並み(約370m/徒歩5分)2019年4月撮影

現地周辺の街並み(約370m/徒歩5分)

内廊下完成予想CG

次に、立地条件。収益目的ではなく、自分が住むとなったら、まずチェックすべきは「落ち着いた住環境が形成されているかどうか」であろう。閑静な街並みが求められ、高層ビルが陽を遮るといったようなこともない。その様な地域はえてして、休日などは「ここが都心?」と思わせる程、人通りが少ないものである。そして、建物。理想をいえば(上記に提示した)「広い住戸中心に構成されている」ことが望ましい。なぜなら、入居者が「近しい価値観」であることが期待できるから。管理・コミュニティは今後ますます重要視される。その点において、意思統一を図りやすい組織はハード面での価値も保ちやすくなると思うのだが、いかがだろうか。居住者のイメージが明瞭なら、設計上のコンセプトもぶれることが無い。共用部から専有部に至るまで、一貫して「高質を保つ」方向に向かうから。例えば、内廊下設計が導入されているかどうか。セキュリティレベルの高さも求めるとなると、その選択は必然となる。

「ウエリス市谷加賀町」
5つの注目点

市ケ谷駅周辺の街並み(約920m/徒歩12分)2019年7月撮影

NTT都市開発が分譲する「ウエリス市谷加賀町」は立地、建物ともに上に記した条件を満たしていると思われる。なかでも専有面積。平均102m2(※A)は特筆すべきスペックだ。ここでは、さらに同物件の注目点を5つ取り上げてみたい。

エリア概念図

1点目は、現地に近接する「外苑東通り」(※B)の将来性。交通利便といえば、鉄道路線ばかりに目が行きがちだが、道路は交通以外に防災の点でも重要性が高い。拡幅工事が完了した暁には沿道地域の地の利は上がるとみている。2点目は「市ヶ谷」駅徒歩圏であること。同駅は、JR他複数路線が収斂することから、都心ならではのマルチアクセスが期待できるロケーションといえる。

Bタイプ 3LDK 販売価格:24,980万円(402号室)
専有面積:114.67m2 バルコニー面積:11.07m2 

リビング・ダイニング

3点目は、開放感(採光の取り方―窓のサイズと位置)と外観デザインの両立。モデルルームを見学し、内側と外側どちらか一方ではなく、両面からアプローチする同社のモノづくりの姿勢を実証している、と感じた。4点目は、住戸の展開。内廊下でありながらすべての居室に窓が設けられ、角住戸のみで構成されている(※A)。「微に入り細を穿つ」例でいえば、玄関入ってすぐの廊下にゆとりを確保した設え(※C)等は顧客の嗜好を熟知している証し。5点目は建築オプション・オーダーメイド(設計変更) (有償・申込期限あり)。高額価格帯には欠かせないカスタマイズシステムを確保。契約者は新築ならではの利点が活用できる。

坂根 康裕

住宅評論家

株式会社PRエージェンシー 代表取締役。日本不動産ジャーナリスト会議会員。
現在、高級マンションを中心に取材、執筆等活動中。