ZEHの普及に向けたNTT都市開発の取組計画
(2030年までの中長期計画)
我が国ではエネルギー基本計画(令和3年10月)において、住宅については2030年までに省エネルギー基準を段階的に引上げ、温室効果ガス削減目標の実現をめざすとしています。当社はこれまでも、住宅事業において環境負荷の低減への取り組みを進めてまいりましたが、今後は経済産業省・環境省・国土交通省の住宅の省エネ・脱炭素化の方針に基づき、温室効果ガス削減に寄与する快適な住宅の創出をしてまいります。
建築物の省エネ性能を第三者機関が評価し認証する制度「BELS(ベルス)」で、電気・ガスなどの一次エネルギー消費量を元に省エネルギー性能について客観的な評価を受け、5段階中、最高ランクの5つ星を取得しています。
ZEH-M Oriented分譲マンション「ウエリス瑞穂公園」
ZEH-M Orientedとは、断熱性能を向上させるとともに、効率的な設備等の導入により、
年間の一次エネルギー消費量を20%以上削減※1した住宅です。
※1:平成28年度省エネ基準による「暖房」「冷房」「換気」「照明」「給湯」「昇降機」の基準一次エネルギー消費量との比較

《ZEH-Mのメリット》
室温を一定に保ちやすい
断熱性能を高めることで、
ヒートショックのリスクを軽減
光熱費の削減効果
ZEH-M Orientedは高断熱・高気密のため、冷暖房を使って一度暖めたり、冷やしたりした室内の温度が元に戻りにくいという特性があり、電気代の多くを占める冷暖房を使用する時間を減らすことができます。また高効率の省エネ機器を使用することで消費エネルギーが減り、一般的なマンションと比べ電気代の削減が可能です。
出展:経済産業省資源エネルギー庁ホームページ「ZHE(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」に関する情報公開について・省エネ住宅」より
日本政府はZEH-M普及に向けた取り組みを本格化
※今世紀末までの気温上昇予測 出展:IPCC第5次評価報告書、外務省・環境省ホームページより
出展:2021年4月22日 地球温暖化対策推進本部での政府発表、経済産業省資源エネルギー庁ホームページ「地球温暖化対策計画」及び「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」の閣議決定並びに「日本のNDC(国が決定する貢献)」の地球温暖化対策推進本部決定についてより