AREA GUIDE 埼玉県さいたま市 浦和高砂エリア
県庁のある文教地区で都心へのアクセスにも優れた「浦和高砂エリア」
都心へのアクセスやおでかけの拠点にも優れた浦和高砂エリア
浦和高砂エリアはJR「浦和」駅の西側に位置しており、街の中心には「埼玉県庁」があります。浦和駅はアクセスが良好で、宇都宮線・高崎線・湘南新宿ライン・京浜東北線といった東京都心へ直通する4路線が通っており、通勤やおでかけにも便利な場所柄です。
浦和駅からは湘南新宿ラインで「新宿」駅、高崎線で「東京」駅まで、ともに直通26分(日中時24分)と、都内の主要ターミナル駅まで乗り換え不要で30分圏内にアクセス可能。北関東や湘南エリアにも行きやすく、休日にレジャーを楽しむ点でも利便性が高いといえるでしょう。
ここからは浦和高砂エリアがどのような環境なのか、実際にレポートします。
県庁が所在する行政の中心、住環境整う文教地区
浦和駅西口のすぐ近くに位置する「埼玉県庁」は、広々とした敷地に庁舎の建物が並んでいますが、敷地内には緑地が設けられているなど、良好な環境だといえるでしょう。また、周辺には主要な行政機関が数多く存在しています。
県庁側から国道17号線をわたり住宅街を抜けると、のどかな雰囲気の「別所沼公園」が見えてきます。噴水のある美しい沼を眺めながら散策を愉しんだり安らぎのひとときを感じたりすることができます。
駅周辺エリアには保育園が多く、別所沼公園の近くには「埼玉大学教育学部附属中学校」、県庁から徒歩数分にあるさいたま市役所の近くには「埼玉大学教育学部附属小学校」といった国立の小中学校をはじめ公立の小・中学校があります。また「埼玉県立浦和第一女子高校」も徒歩圏内にあり、教育環境が整っています。浦和高砂エリアは、まさに「県都」としての機能を兼備した文教地区なのです。
なんでも揃う駅前の商業施設、再開発も進行中
浦和はJリーグチーム「浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)」のホームタウン。そのため、浦和駅西口を出ると “We are REDS”と掲げられたフラッグが掲げられています。街灯・電柱など様々な場所でフラッグを見ることができ、地域愛の深さを感じさせます。
駅前のロータリー前には、地元の人々に親しまれる商業施設「浦和コルソ(コミュティプラザ・コルソ)」があり、食料品や服飾、雑貨などの商品が揃います。
北側の「伊勢丹浦和店」は、全国にある伊勢丹のなかでもトップクラスの売上を誇る店舗です。1階フロアは特選ブティックとして「ルイ・ヴィトン」や「バーバリー」などの有名ブランドが揃うほか、デパ地下にはお惣菜や贈答用の菓子なども充実。7階のレストラン街には和洋中の飲食店など様々なお店があります。
浦和駅ビル内にはJRの商業施設「アトレ浦和」があり、書店やカフェが軒を連ねます。駅東口前にある「浦和PARCO」には映画館の「ユナイテッド・シネマ浦和」や「さいたま市立中央図書館」などがあります。このように、浦和駅前には日々の買い物や娯楽、食事などが楽しめる充実した環境が整っています。
現在、浦和駅西口では再開発が進行中で、地上27階・地下2階建ての複合商業ビルが2026年に完成予定。今もなお発展の勢いが感じられます。
歴史ある宿場町、県庁の街に飲食店が多数
浦和駅の西側は旧中山道が通り、ところどころ宿場町の面影が残ります。かつて周辺には沼地が多くうなぎがよく獲れたことから、「山崎屋」や「満寿屋」の老舗をはじめ、今もなお多くのうなぎ料理店が存在しています。そのほか呉服店、茶屋など街に残された商家の佇まいからも、この街の歴史が伝わってきます。
県庁の街に飲食店も充実。駅西口のイトーヨーカドー浦和店から旧中山道までの「なかまち商店街」 や旧中山道を挟んで県庁裏門まで続く「うらもん商店街」には、寿司店や居酒屋、食堂など様々なお店が軒を連ねています。
また、街の中には平安時代に弘法大師が創建したと伝わる「玉蔵院」や、“狛兎”がいることで知られる「ツキを呼ぶ神社」として有名な「調(つき)神社」があります。そのような神社仏閣は、緑につつまれながら街の喧騒を忘れさせてくれるホッと一息つける憩いの場です。
浦和駅から県庁へと向かう「県庁通り」にはコンサートホールを完備した複合文化施設の「埼玉会館」があり、この街のランドマーク的な存在です。「埼玉会館」は建築家・前川國男が設計しており、センスのよさを感じさせる街並みがつくられています。
- 掲載の情報は2024年7月~8月に取材撮影したものです。最新の情報は各店舗や施設のホームページをご覧ください。