AREA GUIDE 愛媛県松山市岩崎町エリア
松山市岩崎町エリア 周辺スポット
「道後公園」電停はその名の通り、国史跡の湯築城跡を整備した道後公園に隣接しています。伊予鉄道松山市内線を利用すると、松山市内中心部まで10分圏内と交通アクセスがよく、電停の近くにある「フジ道後店」は食品館が夜10時まで開いているので、通勤・通学帰りの買い物にも便利です。
電停から「道後温泉本館」までは歩いてすぐ、日常的に温泉を利用できる距離です。岩崎町エリアは閑静な邸宅街ですが、観光地の近くであることから、こだわりの飲食店やショッピングスポットが充実しています。
文化施設、レジャー
道後温泉
岩崎町エリアから徒歩圏内にある日本最古の温泉ともいわれる温泉街です。すぐそばには「道後ハイカラ通り」と呼ばれる商店街があり、観光客や地元の人で賑わっています。
道後温泉のシンボルともいえる存在が「道後温泉本館」。明治27年(1894)に建てられた歴史と風格ある建物で、令和6年12月末の保存修理工事完了に先立ち、7月11日に全館で営業を再開しました。この本館を含めて道後周辺には32のホテルや旅館があり、日帰り温泉を利用できる施設も多いので、いろいろな温泉に入り比べてみるのはいかがでしょうか。
松山市立子規記念博物館
明治を代表する文学者の一人である正岡子規を通し、松山の歴史や文化、文学に親しんで理解を深めてもらおうと建てられた文学系の博物館です。子規は俳句や短歌を始め、小説や随筆など様々な分野で創作活動を行っており、夏目漱石とも深い親交がありました。館内には子規と漱石が同居した「愚陀佛庵」の1階が復元されています。
子規をテーマにした講演会や誕生祭、短歌や俳句の大会、「はがき歌」のコンテストなど、イベントも定期的に開催しています。
国史跡 松山城
松山城は日本で12か所しか残っていない(現存12天守)、江戸時代までに建てられた天守が残る貴重な城の一つです。市内電車「大街道」電停からロープウェイ乗り場まで行き、ロープウェイまたはリフトに乗れば約3分で山頂近くに到着。徒歩でも30分程度で登頂することができます。
天守の最上階からは360度視界がひらけており、松山平野や瀬戸内海まで見渡せます。望楼型二重櫓である「野原櫓」や、秀吉の朝鮮出兵にあたり、日本遠征軍が建てた倭城の防備手法を取り入れた「登り石垣」など、全国的にも珍しい史跡を堪能し、松山の歴史に触れましょう。
リフレッシュ
国史跡 湯築城跡(道後公園)
「道後公園」電停を降りてすぐの位置にある、国史跡の「湯築城跡」を整備した公園です。約8.5haもの広々とした敷地内には二重の堀がめぐらされており、朝晩は堀の周囲をランニングやウォーキング、犬の散歩で利用する人が多く見られます。
「湯築城資料館」では、14世紀前半から16世紀後半にかけて伊予の国の守護・河野氏の居城として使われた城の歴史に触れられます。
- 掲載の情報は2024年9月~10月に取材撮影したものです。最新の情報は各店舗や施設のホームページをご覧ください。