ウエリス市谷加賀町
2021年度 GOOD DESIGN AWARD
グッドデザイン賞を受賞しました
ウエリス市谷加賀町集合住宅
都心の閑静な住宅街における住まいへの普遍的価値を具現化したプロジェクト。全住戸にコーナーリビングを計画し、見合いの軽減とともに、採光・通風を取り入れたパッシブな集合住宅を実現。既存樹の保存・新設植栽・隣地借景により、住戸のプライバシーと建物存在感の低減という双方向の価値を創出し、地域景観に配慮した住宅の提案。
WITH HARAJUKU複合商業施設
店舗、レストラン、コワークスペース、多目的ホール、集合住宅が立体的に構成された複合施設である。原宿駅前通りから竹下通りの側道に抜ける半外部の公共通路「パサージュ」が竹下通りに集中する人の流れのバイパスとなり、オープンテラスや路地的空間が樹木の幹から枝葉のように立体的に展開し、行き交う人々の流れをシームレスに結びつける。
Wellith One Aoyama共同住宅
かつての青山における豊かな自然と共にあった居住環境と、現代の都心居住環境の融合を試みたプロジェクト。自然と触れ合うテラス、風景を取り込む吹き抜けリビングなど、全ての住戸に時代と場所から読み解かれた固有のコンセプトを付与することで多様化するライフスタイルに対応。都心における新しい環境共生を実現する低層分譲住宅の提案。
ウエリス仙川調布の森 ・ ウエリスオリーブ成城学園前多世代複合型集合住宅
現代日本が直面する超高齢社会における課題を解決するために企画・開発された、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」と「分譲集合住宅」が複合した街づくりプロジェクト。“つなぐ”をコンセプトに、住み続けられる仕組みと、居住者同士のふれあいや地域交流を生み出す仕組みをハード・ソフトの両面から整備しました。さまざまな世代の人々が生き生きと暮らすことができる街づくりをめざし、さらなるコミュニティ発展のための取り組みを続けています。本物件は、武蔵野の森が色濃く残るエリアの複合開発として、居住者間の交流を育む豊かな共用空間と、地域に開くレストランカフェを住宅用途に併設しています。地域住民と居住者の交流に欠かせない交流拠点の創出により“多世代永住型の住まい”を実現しました。
ウッドヴィル麻布一棟丸ごとリノベーション分譲マンション
港区西麻布に所在する、ヴィンテージマンションと言われた昭和63年築の外国人向け高級賃貸マンションをリノベーションし、分譲マンションへ再生した。 平均住戸面積200㎡を超える広さ、都心ながら緑に囲まれたゆとりのある敷地構成、日本の趣が感じられるデザインなど、昨今の新築建物には無い魅力で国内外の富裕層から高い評価を得ていたが、老朽化したスラブ下配管など維持管理上の大きな問題を抱えていた。 「新築に匹敵する性能の付加」「既存建物の優れた点の継承」によるリノベーションを行うことで、既存住宅のストック活用が求められる日本において、今後の集合住宅の改修手法の先駆的な事例となることをめざした。
ウェリス稲毛防災を意識した集合住宅のコミュニティ
総面積3万7千㎡超、総戸数929戸の大規模マンション。東京都心と南房総の間に位置する稲毛に、人と人の「ゆるやかなつながり」を重視した、多世代交流を実現するコミュニティの創造をめざした。住民同士の偶然の出会い生みだす「セレンディピティ・ライフデザイン」をコンセプトとし、出会いや交流のきっかけが生まれるようなランドスケープと動線計画を基軸に据え、共用施設を配置した。また、防災を意識した様々なプログラムにより交流の「きっかけ」が生まれるような活動を支援。周辺地域とのつながりにも配慮し、万一の災害時には防災拠点となる体制を整えるなど、時代が求める新たなマンションコミュニティの形成に取り組んだ。
ウェリスタワー愛宕虎ノ門集合住宅
港区愛宕・虎ノ門地域に計画した地上22階建110戸の分譲集合住宅。オランダ大使館、芝公園、愛宕神社など緑豊かな港区最大の芝風致地区に囲まれた希少な立地である。都心の只中にあり、『自然と触れ合う』『風を取り込む』『風景を取り込む』といった、都心居住における環境との共生を実現できる住空間の提案を試みており、「これからの都心居住と建築ストックとしての超高層集合住宅の在り方」を示す先導的なプロジェクトである。また、地下公共インフラ施設を残して建設するという課題を解決しつつ、地域防災に貢献する崖地の安全性向上と地域の自然と連鎖する緑化再生を実現し、周辺地域と調和した都市景観の形成に寄与した建築である。
~2010年までの受賞歴
出典:公益財団法人日本デザイン振興会JP(外部サイト)https://www.jidp.or.jp/